機能リファレンス

機能ごとの項目や操作の詳細について記載します。

連携ジョブ

新規作成

  1. 新しく連携ジョブを作成する場合は、[連携ジョブ] タブから [新規] をクリックします

  2. 以下の項目を入力し、[保存] をクリックして設定を保存します

表 1. 連携ジョブ項目一覧
項目 入力内容

ジョブ名

連携ジョブを表現する、適当な名前を入力します。

連携ジョブID

連携ジョブを識別するためのIDを入力します。(半角英数字で入力します)

繰り返しタイミング

連携ジョブのバッチ処理実行間隔を指定します。

起動時刻

繰り返しタイミングを「毎日」よりも広く指定した場合、バッチ処理の実行時間を指定します。00:00 ~ 23:00 の毎時 0 分を指定可能です。

条件

「前回実行日時から実行」または「条件時間から実行」を選択します。

条件時間

「条件」にて「条件時間から実行」を指定した場合、その条件となる日時を指定します。

前回実行日時

この連携ジョブの、直前に実行された日時がバッチ処理実行時に自動的にセットされます。

次回実行日時

この連携ジョブの、次に実行される日時がバッチ処理実行時に自動的にセットされます。

エラー時制御

連携するデータでエラーが発生した場合に処理を継続するかどうかを指定します。「続行」または「停止」を選択します。

エラー通知先

連携ジョブでエラーが発生した場合に通知するメールアドレスを入力します。(半角英数字で入力します)

実行順序

連携ジョブの中での実行順序を指定します。バッチ実行のタイミングで、数字の若いジョブから順次実行します。(半角数字で入力します)

有効

連携ジョブを実際に動作させる場合は、チェックをつけます。ここにチェックがついていない連携ジョブは、設定されていても実行をスキップします。

ジョブ実行中

この連携ジョブが実行中の場合、自動的にチェックがつきます。基本的に、手動で設定する必要はありません。

説明

この連携ジョブについての任意の説明文やメモを入力します。

ログレポート

この連携ジョブの直近の連携ログを表示するためのリンクです。(参照のみ)

設定済み連携ジョブの操作

  1. 設定した連携ジョブの内容を確認する場合は、[連携ジョブ]タブから任意のビューを選択し、 [Go!] ボタンをクリックします

  2. 設定済みの連携ジョブの一覧が表示されるので、確認したい連携ジョブのジョブ名をクリックして詳細を確認します

  3. 連携ジョブを編集・削除する場合は、一覧または詳細から [編集] または [削除] をクリックします

オブジェクトマッピング

オブジェクトマッピングの種類と考え方

オブジェクトマッピングは、選択する「連携方向」の種類によって動作および設定すべき項目が異なります。

表 2. 連携方向一覧
連携方向 説明・用途

SMP → SFDC

SMP のデータを SFDC へ連携します。

SFDC → SMP

SFDC のデータを SMP へ連携します。

SFDC → SFDC

SFDC のデータを SFDC 内で移動します。SMPから連携したデータが SFDC 側のオブジェクト間でリレーションを持つ場合、リレーション更新のために利用します。その他、中間テーブル(一時オブジェクト)を経由して SFDC へデータ連携する場合に使います。

SFDCレコード削除

SFDC 内の特定のオブジェクトのデータを一括削除します。中間テーブル(一時オブジェクト)を利用した場合、ジョブごとでその一時データを削除(クリア)するために利用する想定です。

オブジェクトマッピングの新規作成

  1. オブジェクトマッピングを作成する連携ジョブの詳細を表示します

  2. [新規オブジェクトマッピング] をクリックします

  3. 以下の項目を入力し、[保存] をクリックして設定を保存します

連携方向によらず、常に設定が必要な項目
表 3. オブジェクトマッピング項目一覧
項目 入力内容

オブジェクトマッピング名

オブジェクトマッピングの任意の名前を入力します

オブジェクトマッピングID

オブジェクトマッピングに対するユニークなIDを指定します。設定データのエクスポート・インポート時に使用します。(半角英数字で入力します)

実行順序

このオブジェクトマッピングの、属する連携ジョブの中での実行順序を指定します。(半角数字で入力します)

有効

オブジェクトマッピングを実際に動作させる場合は、チェックをつけます。ここにチェックがついていないオブジェクトマッピングは、設定されていても実行をスキップします。

連携方向

データ連携の向き、またはマッピング処理の種別を以下から選択します

NULL での上書き

データの更新時、取得した項目の値が NULL の場合に、既存のデータを上書きする(空白にする)か保持するかどうかを選択します

連携方向で [SMP → SFDC] を選択した場合に設定する項目
表 4. オブジェクトマッピング項目一覧(SMP → SFDC)
項目 入力内容

SMP連携オブジェクト名

データ連携元となる SMP のオブジェクトを選択します

SFDC オブジェクト

取得したデータを登録する SFDC オブジェクトの API 参照名を入力します (例: Lead や Campaign、 SomeCustomObj__c 等)

SFDC 更新キー

SFDC 側のオブジェクトで、SMP の ID を保持するカラムを指定します。この項目を利用して、対象データを新規登録するか更新するかが判定されます。
カンマ区切りで複数の項目を更新キーに指定できます (例: 名前と Email が両方一致したものを更新対象とする場合、 Name,Email)

SFDC API レスポンスで格納する要素

SMP へ書き戻す SFDC 上の ID 項目を指定します

SMP 取得件数

SMPから取得するデータを1APIコールあたり何件データを取得するかを指定します。1から100の整数を入力します

SMP 取得件数について

SMP から 1回の API コールで取得するデータサイズが大きすぎる場合、SFDC のメモリ制限によってレスポンスを格納できず、 SMP へのデータ取得リクエストを実行し続けてしまう現象が確認されています。

メールの履歴やキャンペーン情報など、多くのテキスト情報を含む可能性があるデータを連携対象とする場合、一度に取得する件数を抑えることでこの問題を回避します。「SMP 取得件数」を入力せずに新規オブジェクトマッピングを作成した際、SMP 連携オブジェクト名が「キャンペーン」「メール履歴」の場合は「10」が、それ以外の場合は「100」が自動的に設定されます。また、空白に設定更新した場合も、100 件ずつデータ取得します。

連携方向で [SFDC → SMP] を選択した場合に設定する項目
表 5. オブジェクトマッピング項目一覧(SFDC → SMP)
項目 入力内容

SMP連携オブジェクト名

SFDC から取得したデータの連携先となる SMP のオブジェクトを選択します。選択できるリソースは、SMPへの登録更新が可能なものに限られます

SFDCオブジェクト

データ連携元となる SFDC オブジェクトの API 参照名を入力します (例: Lead や Campaign、 SomeCustomObj__c 等)

SMP 更新キー

SMP 側のオブジェクトで、SFDC の ID を保持するカラムを指定します。この項目を利用して、対象データを新規登録するか更新するかが判定されます。 (例: Visitor.Id や Seminar.Title 等)
カンマ区切りで複数の項目を更新キーに指定できます (例: 姓+名+Email がすべて一致したものを更新対象とする場合、 Visitor.Name1,Visitor.Name2,Visitor.Email)

SMP API レスポンスで格納する要素

SFDC へ書き戻す SMP 上の ID 項目を指定します (例: Id や Attribute3 等)
注1: オブジェクト名のプレフィックス(たとえば Seminar. など)を指定せず、項目名(Id など)のみを指定してください
注2: 連携対象の SMP オブジェクトがリードの場合、この設定に関わらず、常にリードIDが格納されます(リードの場合、レスポンス内容からリードIDを取得可能なため)
注3: この設定を誤り、実際には存在しない項目などを指定した場合、エラーにはならず、「SMP API レスポンスを格納する SFDC 項目」に指定した SFDC 項目を空白で上書きしてしまうため、ご注意ください

SMP API レスポンスを格納する SFDC 項目

SMP 上の ID を格納する SFDC の項目を指定します (例: Name や SomeCustomAttribute__c 等)

SMP 更新方法

SMP のデータを更新する方法を指定します。
PUT(更新のみ)、 POST(新規登録のみ)、 PUT/POST(更新または新規登録) のいずれかを指定します

データ取得基準

連携元となる SFDC オブジェクトのレコードを取得する範囲を、登録日または更新日を指定します。連携ジョブの「条件」は、ここで指定した基準に対して適用されます。

SFDC 取得 SOQL

データ取得基準以外の条件を利用してデータ取得する場合は、こちらに取得のための具体的な SOQL を記述します。

連携方向で [SFDC → SFDC] を選択した場合に設定する項目
表 6. オブジェクトマッピング項目一覧(SFDC → SFDC)
項目 入力内容

データ取得基準

連携元となる SFDC オブジェクトのレコードを取得する範囲の基準に、登録日または更新日を指定します

連携元 SFDC オブジェクト

データ連携元となる SFDC オブジェクトの API 参照名を入力します (例: Lead や Campaign、 SomeCustomObj__c 等)

連携先 SFDC オブジェクト

データ連携先となる SFDC オブジェクトの API 参照名を入力します (例: Lead や Campaign、 SomeCustomObj__c 等)

連携元更新キー

連携元となるオブジェクトでの ID を保持するカラムを指定します。この項目を利用して、対象データを新規登録するか更新するかが判定されます (複数項目は指定できません)

連携先更新キー

連携元の更新キーに対応する値を保持する、連携先オブジェクトでの項目を指定します (複数項目は指定できません)

更新方法

連携先 SFDC オブジェクトに対する更新方法について INSERT/UPDATE/UPSERT のいずれかを指定します。

データ取得基準

連携元となる SFDC オブジェクトのレコードを取得する範囲を、登録日または更新日を指定します。連携ジョブの「条件」は、ここで指定した基準に対して適用されます。

SFDC 取得 SOQL

データ取得基準以外の条件を利用してデータ取得する場合は、こちらに取得のための具体的な SOQL を記述します。

連携方向で [SFDCレコード削除] を選択した場合に設定する項目
表 7. オブジェクトマッピング項目一覧(SFDCレコード削除)
項目 入力内容

SFDC オブジェクト

削除対象とするオブジェクトを指定します (例: Lead や Campaign、 SomeCustomObj__c 等)

補足
[オブジェクトマッピング]タブから [新規] をクリックして作成することも可能です。その場合、連携ジョブ欄には既存の連携ジョブを選択して入力する必要があります。

SFDC 取得SOQL について

連携方向に [SFDC→SMP] または [SFDC→SFDC] を指定した場合、取得対象データを詳細に定義するために SOQL を記述することができます。SOQL を記述した場合、データ取得基準などは無視され、記述された SOQL を発行することで SFDC のデータを取得します。

  • 連携対象とする SFDC 項目 (項目マッピングで連携元として指定する SFDC 項目)は、抽出対象項目として SOQL の SELECT 句に明記する必要があります

    • たとえば、リードの姓、名を連携する場合: 「SELECT LastName, FirstName FROM Lead」

    • 項目マッピングを後から追加した場合、 SELECT 句の更新も忘れないよう、ご注意ください

    • 一般的な SQL で全項目を取得する構文「SELECT * FROM ~」は、SOQL の仕様により使えません

  • SOQL 文中では、変数を利用することができます。詳細は、変数の設定方法については、変数の項を参照ください

  • 前回連携処理以降の差分を連携対象としたい場合は、変数を利用して取得条件を WHERE 句に明記する必要があります。

    • たとえば、リードの最終更新日が前回実行日時以降のものを対象とする場合: 「~ WHERE LastModifiedDate > :LastRunDateTime」のように指定します。(チュートリアルの章も参照ください)

  • SOQL 自体の仕様詳細については、SFDC のドキュメントを参照ください

設定済みオブジェクトマッピングの操作

  1. 設定したオブジェクトマッピングの内容を確認する場合は、対象のオブジェクトマッピングを設定した連携ジョブの詳細から、[オブジェクトマッピング名] 列のリンクをクリックします

  2. オブジェクトマッピングの設定を編集・削除する場合は、[編集] または [削除] をクリックします

項目マッピング

設定済みのオブジェクトマッピングに対して、項目ごとのマッピングを設定します。

  • オブジェクトマッピングで指定する SMP連携オブジェクトの種類によっては、必ず設定する必要がある項目マッピングが存在します。詳細は「7. SMP連携オブジェクトリファレンス」を参照ください。

  • 更新キーに指定した項目については必ず項目マッピングを指定する必要があります。指定しないと、常に新規レコードとして連携します。

  • SMP項目には必ず「Visitor」「Seminar」「VisitorApplicationSeminar」など、項目が所属する API メソッド名をプレフィックスとして記述する必要があります。(参考: 項目表記フォーマット )

    • このプレフィックスは実際の API コールにも使用される場合があり、記述に誤りがあると API コール自体が失敗するので、正確な文字列を入力するようご注意ください。

新規作成

  1. 項目マッピングを設定する連携ジョブの詳細を表示します

  2. 項目マッピングを設定するオブジェクトマッピングの詳細を表示します

  3. [新規項目マッピング] をクリックします

  4. 以下の項目を入力し、[保存] をクリックして設定を保存します

    1. SMP項目または連携先SFDC項目:

      1. SMP→SFDC または SFDC→SMP の場合、SMP の項目名を入力します (例: Visitor.Name1, Visitor.Attribute1, Seminar.Title, etc)

      2. SFDC→SFDC の場合、連携先となるSFDCオブジェクトの項目名を入力します (例: SMP_ID__c)

    2. SFDC項目:

      1. SFDC→SMP または SFDC→SFDC の場合、連携元となるSFDCオブジェクトの項目名を入力します

      2. SMP→SFDC の場合、連携先となるSFDCオブジェクトの項目名を入力します

    3. 項目ID: この設定をユニークに識別するIDを半角英数字で入力します

    4. SMP項目: SMP側に指定した項目が選択肢型または複数選択肢型の場合、指定します

設定済み項目マッピングの操作

  1. 設定した項目マッピングの内容を確認する場合は、対象のマッピングを設定したオブジェクトマッピングの詳細から、[No] 列のリンクをクリックします

  2. 項目マッピングの設定を編集・削除する場合は、[編集] または [削除] をクリックします

APIパラメータ

SMP への API リクエストに対して パラメータによる条件付けを行うことができます。

SMP からのデータ取得 (GET) 時

SMP から取得する連携対象データを絞り込む検索条件を指定するために利用します。
検索条件の値の指定には、以下のいずれかを指定します。

  1. 「APIパラメータ内容」に具体的な検索条件値を入力し、検索オペレータを指定

  2. 「前回実行時・条件日時を指定」をチェック (APIパラメータ内容は空欄に)

    1. この場合、自動的に前回実行時などが検索値に指定されるようになります

    2. パラメータ名には、たとえば 「Visitor.DateUpdate」(システム更新日時)、「Visitor.DateRegist」(システム登録日時) など日時系の項目を指定する必要があります

    3. 検索オペレータには、 gt (「>」)を指定します

注意
指定した連携オブジェクトが複数の API メソッドを参照するタイプである場合、検索条件は 主軸となる API メソッドに対してのみ付加されます。たとえば、「キャンペーン申込」オブジェクトの場合、「visitor.getApplicationSeminar」に対する API パラメータとなります。
主軸となる API メソッドは、「3-4-1. SMP からデータ取得するための連携オブジェクト」または「7. SMP 連携オブジェクトリファレンス」を参照ください。

また、 API パラメータには複数の条件を指定可能です。これらの条件は、すべて「かつ」(AND条件)で連結されます。
例: Visitor.Attribute1 = aaa & Visitor.Attribute2 = xxx & Visitor.Attribute3 = ppp

注意
同じ項目に対する条件を OR 条件として指定することはできません。
NG例: Visitor.Attribute1 = bbb & Visitor.Attribute1 = ccc

SMP へのデータ登録 (POST/PUT) 時

SMP への POST または PUT 時に API メソッドにURLパラメータを指定するために利用します。
たとえば、SMP連携オブジェクトに「リード」を指定した場合、visitor.post または visitor.put がコールされるので、URL パラメータとして 「ignore_itemcheck=1」(必須チェック・型チェックを無視する)を指定することなどが可能です。

注意
SMP へのデータ登録用に指定した API パラメータ設定時、「検索オペレータ」「前回実行時・条件日時を指定」の指定は無視されます

API パラメータの設定追加

  1. 設定対象となる連携ジョブの詳細を表示します

  2. APIパラメータを設定するオブジェクトマッピングの詳細を表示します

  3. APIパラメータの一覧から、[新規APIパラメータ] をクリックします

  4. 以下の項目を入力し、[保存] をクリックして設定を保存します

    1. GET (SMP が連携元) の場合

      1. APIパラメータ名: 検索する項目名を入力します (例: Visitor.Attribute5 や Visitor.DateUpdate 等)

      2. APIパラメータ内容:

        1. 検索値を入力します (例: 30)

        2. または、「前回実行時・条件日時を指定」をチェックして、空欄にします

      3. 検索オペレータ: 検索オペレータの種類を選択します

    2. POST (SMP が連携先) の場合

      1. APIパラメータ名: 指定するパラメータ名を入力します (例: application_flow_master_id や type、 is_update、 ignore_itemcheck 等)

      2. APIパラメータ内容: パラメータに対する値を入力します (例: 235 や 1 等)

変数定義

取得したデータを同一連携ジョブ内の後続オブジェクトマッピングで利用することができます。たとえば、あるマッピングでリードのリストを取得した場合、それらの ID のリスト を変数に格納し、続くオブジェクトマッピングで取得する対象データの検索条件に使用する、といったことが可能です。

  • 変数には、連携元から取得したデータのみ指定可能です (連携先の項目は指定できません)

  • 変数に指定する項目は、項目マッピングにも定義されている必要があります (下記注意参照)

  • 定義した変数のスコープは連携ジョブです。一度格納した変数は、連携ジョブ内で共有されます。連携ジョブ内のオブジェクトマッピングがすべて実行されるとクリアされます。

また、以下のシステム変数は、変数定義を追加することなく利用可能です。

表 8. システム一覧
変数名 変数内容

LastRunDateTime

対象の連携ジョブの、前回実行日時が格納されています

NextRunDateTime

対象の連携ジョブの、次回実行日時が格納されています

ConditionDateTime

対象の連携ジョブに設定されている条件時間の日時が格納されています

変数定義の追加

  1. 変数定義を設定する連携ジョブの詳細を表示します

  2. 変数定義を設定するオブジェクトマッピングの詳細を表示します

  3. [新規変数定義] をクリックします

  4. 以下の項目を入力し、[保存] をクリックして設定を保存します

    1. 変数名: var1 ~ var32 から選択します (連携ジョブ内で重複して指定しないようにご注意ください)

    2. 変数内容: マッピングで取得した内容から、格納する値を持つ項目名を入力します (例: Visitor.Id)

    3. 説明: 変数の取得内容や目的を記述します

注意
変数定義に格納する値は、項目マッピングにて取得対象として指定されている必要があります。
たとえば、SMP から取得した Visitor.Id を格納する場合、対象となるオブジェクトマッピングに、「SMP項目または連携先SFDC項目」に Visitor.Id を指定した項目マッピングを追加する必要があります。

定義した変数の利用

APIパラメータで利用する場合
  1. API パラメータの設定時、API パラメータ内容 欄にて、変数名を <> で括って記述します

    1. たとえば、 var5 にリードのIDリストが格納されており、それを条件に SMP から取得するリードを絞り込む場合、以下のようにします

      1. API パラメータ名: Visitor.Id

      2. API パラメータ内容: <var5>

      3. 検索オペレータ: eq

    2. 実際は、以下のような条件が visitor.get の POST 内容に追加されます

      1. search_key1=Id & search_operator1=eq & search_value1=12345 & search_key1=Id & search_operator1=eq & search_value1=23456 & search_key1=Id & search_operator1=eq & search_value1=34567 (以下略)

SOQL記述で利用する場合
  1. オブジェクトマッピングの SFDC 取得 SOQL 欄にて、変数名に : をつけて記述します

    1. たとえば、 var16 にキャンペーン名リストが格納されており、それを条件に取得する Campaignデータを絞り込む場合、以下のように WHERE 句を記述します

      1. SELECT Name, Description, ActualCost, SMPCOOP__SMP_ID__c, SMPCOOP__ApplicationType__c FROM Campaign WHERE Name =:var16

    2. 実行時の SOQL の WHERE 句は、以下のように展開されます

      1. WHERE (Name=’キャンペーン名1’ or Name=’キャンペーン名2’ or …(以下略))

フィルター

項目マッピングに対して定義済みのフィルタールールを適用することで、連携するデータ内容を加工することができます。

具体的な設定例については、下の フィルターを利用した項目連携の Tips を参照ください。

利用可能なフィルター一覧

利用可能なフィルターは以下のとおりです。

表 9. フィルター一覧
No. カテゴリ フィルタ 処理内容 フィルター式の記述方法 連携元が空文字(NULL)でフィルタを実行した場合の期待値

1

文字列

小文字→大文字変換

半角英小文字を半角英大文字に変換する。

空文字として本フィルターを処理する。

2

文字列

大文字→小文字変換

半角英大文字を半角英小文字に変換する。

空文字として本フィルターを処理する。

3

文字列

半角→全角変換

半角英数記号(。「」、・.゚)を全角に変換する。

空文字として本フィルターを処理する。

4

文字列

全角→半角変換

全角英数記号(。「」、・゛゜.)を半角に変換する。

空文字として本フィルターを処理する。

5

文字列

空白除去

半角スペースを除去する。

空文字として本フィルターを処理する。

6

文字列

文字列の切り出し

文字列から指定個所を切り出す。(Java 等のプログラミング言語でいう substring 関数と同様)

[開始位置][終了位置]
例: "abcde" という文字列があった場合、[0][4] を指定すると "abcd"、[1][3] を指定すると "bc" を切り出す
※1 [開始位置] > 文字列の長さ の場合、空文字
※2 [終了位置] > 文字列の長さ の場合、 [開始位置]以降の文字列

スキップして、次のフィルターを処理する。

7

文字列

文字列の埋め込み

該当の項目と指定項目(複数)の間に指定文字を埋め込む

[埋め込み文字][項目名1][項目名2]…

空文字として本フィルターを処理する。

8

文字列

文字列のパディング

指定方向に指定文字列をパディングする。

[パディング文字列][桁数※1][方向※2]
※1 0の場合はパディング文字列をひとつだけ追加
※2 方向はRの場合は右パディング。右以外の場合は左パディング

空文字として本フィルターを処理する。
例: [0][8][L] の場合、「00000000」になる

9

文字列

正規表現での変換

正規表現に一致する箇所を全て置換する。

[正規表現][置換後文字列]

空文字として本フィルターを処理する。

10

文字列

固定値の代入

フィールドの値を固定値に代入する。

[代入する値]

空文字として本フィルターを処理する。
(固定値を代入する。)

11

日付時刻

指定された形式の日付フォーマットに変換

日付型を指定された文字列フォーマットに変換する。

[文字列フォーマット]

スキップして、次のフィルターを処理する。

12

数値

加算

該当の項目と指定項目を加算する。

[指定項目名]

スキップして、次のフィルターを処理する。

13

数値

減算

該当の項目から指定項目を減算する。

[指定項目名]

スキップして、次のフィルターを処理する。

14

数値

乗算

該当の項目から指定項目を乗算する。

[指定項目名]

スキップして、次のフィルターを処理する。

15

数値

剰余算

該当の項目から指定項目を余りを求める。

[指定項目名]

スキップして、次のフィルターを処理する。

16

数値

数値の範囲チェック

最小値と最大値の範囲内に収まっているか判定する。

[最小値][最大値]

スキップして、次のフィルターを処理する。

17

数値

切り上げ

小数点以下を切り上げる。

スキップして、次のフィルターを処理する。

18

数値

切り捨て

小数点以下を切り捨てる。

スキップして、次のフィルターを処理する。

19

数値

四捨五入

指定した桁数以下の小数点を四捨五入する。

[桁数]

スキップして、次のフィルターを処理する。

20

数値

指定された形式の数値フォーマットに変換

文字列を指定数字フォーマットに変更する。

[数字フォーマット]
INTEGER、DOUBLE、LONG、DECIMAL
※INTEGERとLONGは整数のみ

スキップして、次のフィルターを処理する。

21

日付時刻

現在時刻を設定

現在時刻を設定する。(システム時刻:JST)

空文字として本フィルターを処理する。
(現在時刻を設定する。)

22

日付時刻

日時の計算

指定時刻の値だけ加算する。

[年][月][日][時][分][秒]
例:[0][1][0][0][0][1]
2015/11/10 00:00:00

2015/12/10 00:00:01

スキップして、次のフィルターを処理する。

フィルターの適用

  1. フィルターを設定する項目マッピングを含む連携ジョブの詳細を表示します

  2. フィルターを設定する項目マッピングを含むオブジェクトマッピングの詳細を表示します

  3. フィルターを設定する項目マッピングの詳細を表示します

  4. [新規フィルター] をクリックします

  5. 以下の項目を入力し、[保存] をクリックして設定を保存します

    1. フィルターID: 任意の識別子を入力します

    2. フィルター種類: 適用するフィルターの種類を選択します

    3. フィルター式: 変換方法の指定が必要なフィルターについてはフィルター式を記述します。「6-6-1. 利用可能なフィルター一覧」を参照ください

    4. 実行順序: 対象の項目マッピング内での、フィルターの実行順序を指定します

テーブル変換

項目マッピングに任意の変換テーブルによるルールを定義することで、特定の値を別の値に変換してデータ連携させることができます。
たとえば、連携元では項目「都道府県」に格納されているものを、連携先では「エリア」のような項目に格納する場合、以下のようなテーブル変換定義をしておくことで、「東京都」→「関東」といった変換を連携時に適用することができます。

表 10. テーブル変換設定例
変換前 変換後

東京都

関東

千葉県

関東

埼玉県

関東

大阪府

関西

京都府

関西

福岡県

九州

  • テーブル変換が適用されるのは、連携元の値が「変換前」に指定された文字列に完全一致する場合のみです

  • テーブル変換設定に一致する定義がない場合、連携元の値をそのまま連携します

テーブル変換の定義を追加

  1. 変換テーブルを設定する項目マッピングを含む連携ジョブの詳細を表示します

  2. 変換テーブルを設定する項目マッピングを含むオブジェクトマッピングの詳細を表示します

  3. 変換テーブルを設定する項目マッピングの詳細を表示します

  4. [新規テーブル変換] をクリックします

  5. 以下の項目を入力し、[保存] をクリックして設定を保存します

    1. テーブル変換ID: 任意の識別子を入力します

    2. 変換前: 連携元として想定する値を入力します

    3. 変換後: 変換した結果、連携先に格納する値を入力します

  6. 変換テーブルの行数分だけ、4. 〜 5. を繰り返します

連携ジョブ実行結果(SMP_ログ)とエラー通知

SMP_ログ とエラー通知メール

連携ジョブ実行中のログは SMP_ログ に保存されます。連携ジョブの詳細画面の「ログレポート」リンクから、対象のジョブの直前の実行結果ログを確認し、 Excel にエクスポートして参照することができます。また、対象期間を変更することで過去の実行結果を参照できます。ログデータは、ログ保存期間に設定された日数を経過すると、自動的に削除されます。

また、連携ジョブ実行時にエラーが発生した場合、連携ジョブの [エラー通知先] に設定したメールアドレスにエラーが送信されます。エラー通知メールに対象の連携ジョブ名および詳細リンクが表示されるので、SFDC にログインしてログファイルの内容を確認します。

送信されるエラー通知メールの例
以下の連携ジョブの処理中にエラーが発生しました。
詳細リンクからログファイルの内容ご確認いただき、必要な対応をお願いいたします。

====
連携ジョブ名: C1: キャンペーン連携 (SMP->SFDC)
詳細リンク: https://ap2.salesforce.com/a0828000007EEUG

作成者: テスト 管理者
最終更新者: テスト 管理者
所有者メール: test+appex2-ac-test5@example.com

エラー時制御: 停止
エラー通知先: test+appex2-ac-test5-c1error@example.com

実行順序: 5
繰り返しタイミング: 1時間
起動時刻: 指定しない
前回実行日時: 2015/12/26 0:00
次回実行時間: 2015/12/26 3:00

====

ご不明な点がございましたら、組織のシステム管理者にお問い合わせください。
よろしくお願い申し上げます。
  • エラー通知メールのテンプレートは、[設定]→[コミュニケーションテンプレート]→[メールテンプレート] に「エラー情報送信メール」という名称で保存されています。

    • 件名や本文など、一部の内容は変更することができます。

  • エラー通知メールの送信者(From欄)は、ジョブの実行者となります。こちらは変更できません。

  • エラー通知メールは、連携ジョブのエラー通知先に設定したメールアドレスに加えて、ジョブ実行者のメールアドレスにも送信されます。これは、連携ジョブの設定自体が取得できない場合のためであり、宛先から外すことはできません

設定データのエクスポート・インポート

連携ジョブなどの設定データのエクスポート・インポートには、SFDC が提供するデータローダを利用します。
データローダの詳細は、SFDC の提供するドキュメントを参照ください。

データローダ (SFDC ヘルプサイト)

フィルターを利用した項目連携の Tips

複数の項目を結合する

連携元では分離している項目を結合して、連携先のひとつの項目に入力することができます。たとえば、郵便番号の3桁部分と4桁部分を結合して連携したり、「姓」と「名」を結合して「氏名」欄に連携したりするケースがあります。

ここでは、SMP の「郵便番号1」(Zip1)と「郵便番号2」(Zip2) をハイフンつなぎで結合して SFDC リードの郵便番号(PostalCode)に連携するケースを例に、設定方法を説明します。

  1. 項目マッピングで、「SMP項目または連携先SFDC項目」「SFDC項目」が以下のペアとなるレコードを追加します

    1. Visitor.Zip1 / PostalCode

    2. Visitor.Zip2 / PostalCode

  2. 上の2つの項目マッピングにそれぞれ、フィルター設定を追加します

    1. フィルターの種類: 文字列の埋め込み

    2. フィルター式: [-][Visitor.Zip1][Visitor.Zip2]

    3. 実行順序: 1

itemmapping postalcode.png
図 1. 郵便番号を結合する項目マッピング設定例

注意
フィルターは、結合する項目すべて(上の例では Zip1、Zip2 の両方)の項目マッピングに設定するようにしてください。片方だけしか設定していない場合、連携時のどちらの項目マッピングが処理されるかによって、フィルターが適用されたりされなかったりします。(フィルターに設定している「実行順序」は項目マッピングの中で複数のフィルターを設定した場合の実行順序を決めるものであり、項目マッピングがどの順序で処理されるかは制御できません)

SFDC の日時項目を SMP に連携する

SFDC の日付/日時項目を SMP の日時項目に連携する場合、フィルタを利用してフォーマットを変換する必要があります。

  1. 「SMP項目または連携先SFDC項目」に SMP の日時型の項目、「SFDC項目」に 日時型の項目を指定した項目マッピングを作成します

  2. 上の項目マッピングに、フィルター設定を追加します

    1. フィルターの種類: 指定された形式の日付フォーマットに変換

    2. フィルター式: [yyyy-MM-dd’T’HH:mm:ss'+09:00']

    3. 実行順序: 1

itemmapping datetime sfdc2smp.png
図 2. SFDC の日時項目を連携する項目マッピング設定例

注意
上記の例は、SFDC/SMP のタイムゾーン設定が日本標準時(JST)であることを前提としています。

SMP のリード詳細画面の URL を SFDC へ連携する

フィルター「文字列のパディング」を利用すると、連携する値に固定文字列を付加することができます。これを利用して、連携する SMP リードの ID に URL 文字列を追加して、SMP リード詳細画面の URL を作成・連携することができます。

たとえば、チュートリアルの章にある SMP リードを SFDC リードに連携するオブジェクトマッピングにて、連携元にSMPリードID(Visitor.Id 等)を指定した項目マッピングに対して、以下のフィルター設定を追加します。

  • フィルター種類: 文字列のパディング

  • フィルター式: [https://demo-example.smktg.jp/public/admin/login?return_path=%2Fmultivisitor%2Fview%2F][0][L]

これにより、連携先 SFDC 項目にはたとえば、リード ID 33 のデータを連携した場合、「https://demo-example.smktg.jp/public/admin/login?return_path=%2Fmultivisitor%2Fview%2F33」といった文字列が登録されます。(末尾に 33 がついている) 実際にこのリンクをクリックすると、対象の SMP に管理者としてログイン済みであればそのままリード詳細画面が表示されます。未ログインの場合は管理者ログイン画面が表示され、ログインした後にリード詳細画面が表示されます。

なお、連携先の SFDC 項目には URL 型のカスタム項目を利用すると自動的にリンク表示になるため便利ですが、その場合、255 文字以内の入力制限がつくため、ご注意ください。(文字数を超えるデータを連携しようとした場合、登録エラーになります)

itemmapping smpleadurl.png
図 3. SMP リード詳細 URL の項目マッピング設定例

SFDC の郵便番号を SMPへ連携する

SFDC で保持している郵便番号(例: 123-0001)から3桁部分と4桁部分を分割・取り出して、それぞれ SMP の郵便番号1 と郵便番号2 に連携します。たとえば、SFDC の取引先責任者の郵送先住所の郵便番号 MailingPostalCode を、SMP のリード項目 Visitor.Zip1、Visitor.Zip2 に連携するとします。

まず、3桁部分の項目マッピング(MailingPostalCode → Visitor.Zip1)を作成し、そこにフィルターを2種類追加します。

ひとつめのフィルター:

  • フィルター種類: 正規表現による変換

  • フィルター式: [-][]

  • 実行順序: 1

ふたつめのフィルター:

  • フィルター種類: 文字列の切り出し

  • フィルター式: [0][3]

  • 実行順序: 2

itemmapping sfdcpostalcode zip1.png
図 4. SFDC 郵便番号(3桁部分)の項目マッピング設定例

同様に 4桁部分の項目マッピング(MailingPostalCode → Visitor.Zip2)も作成し、フィルター2種類を追加します。

ひとつめのフィルター:

  • フィルター種類: 正規表現による変換

  • フィルター式: [-][]

  • 実行順序: 1

ふたつめのフィルター:

  • フィルター種類: 文字列の切り出し

  • フィルター式: [3][7]

  • 実行順序: 2

itemmapping sfdcpostalcode zip2.png
図 5. SFDC 郵便番号(4桁部分)の項目マッピング設定例

ひとつの項目マッピングの中で2つのフィルターを続けて通すことで、正規表現による変換でハイフンを除去した後、文字列の切り出しで左からゼロ番目~3番目の範囲(3桁部分の場合)、あるいは3番目から7番目の範囲(4桁部分の場合)を取り出す、という処理を施すことになります。

ただし、この方法は SFDC で登録されている元の郵便番号が、ハイフン部分を除いた結果7桁の数字となることを前提としています。(ハイフンはあってもなくても問題ありません)
桁数が一致していないと、ずれた範囲を取り出してしまうことになるのでご注意ください。

キャンペーンの開始時間を SFDC へ連携する

たとえば、SMP のキャンペーン開始日から、日付部分などを除いて時間だけを SFDC のテキスト項目(ここでは仮に StartDateTimeText__c とします)に連携したいとします。この場合も、正規表現のよる置換を利用することで実現可能です。

元の SMP 日時は「2018-05-18T16:00:00+09:00」といった文字列になるので、そこから不要部分を削除することで時・分だけが取り出せます。

項目マッピング (Seminar.StartDay → StartDateTimeText__c) を作成し、以下の2種類のフィルターを追加します。

ひとつめのフィルター (年月日部分を削除する) :

  • フィルター種類: 正規表現による変換

  • フィルター式: [\d{4}-\d{2}-\d{2}T][]

  • 実行順序: 1

ふたつめのフィルター (秒とタイムゾーン部分を削除する) :

  • フィルター種類: 正規表現による変換

  • フィルター式: [:\d{2}\+09:00][]

  • 実行順序: 2

itemmapping seminarstartdaytime.png
図 6. キャンペーン開始時間の項目マッピング設定例

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